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暖房性能(薪ストーブ)

住宅性能に合せた薪ストーブ


『CONVEX』さん展示 中小型 SKAGEN
住宅性能の進化が著しい日本ですが、薪ストーブ業会にも影響は少なくありません。

かつての住宅は隙間風吹き込む日本家屋だったので、薪ストーブも大型のものを必要としていました。

そして昨今では住宅性能が高い、いわゆる断熱や気密を高くした住宅が増えてきており、中型よりも小型薪ストーブが主流になりつつあります。('ω')ノ

明確な分類はありませんが、中小型とは、8,000kcal/以下になるのではないでしょうか?

大型薪ストーブが必要な住宅性能では、寒暖差がついてしまい易いという事になるので、快適な生活という事であれば、小出力薪ストーブで足りる住宅が寒暖差少なく、よりベターな生活環境になると思います。

ただし、重要なのは、住宅側が数値化されている訳ではないので、薪ストーブの大きさ選定は、信頼できる薪ストーブ販売店にたよる以外に道はないと思います。

どんな住宅にも一定サイズの薪ストーブしか勧めない販売店はアウトです。(*´з`)テヘ

現実にそうした販売店も存在します。

薪ストーブって、大は小を兼ねないし、小が大を兼ねる事も絶対にありません。

大きければ大きいなりに薪を消費しながら、引き替えに大量の熱を放出します。

車の排気量と一緒ですね♬

各、サプライヤーが大型から小型までをラインナップする理由ですね。


薪ストーブ選定の際は・・・


このとき、要望として明確にしておくと、機種選定が楽になる事があります。

それは補助暖房を使う是非についての意志です。

寒いとき、素早く暖めておきたい時に、エアコンやファンヒーター等で補ってあげる事を是とするならば、薪ストーブはベストを思うサイズの中でも小さめを選ぶ事ができます。

薪ストーブに無理を強いると、破損等を引き起こす要因となります。

そうした理由から、補助暖房など念頭になく、薪ストーブだけで冬を越したいとなれば、適正サイズより大きめをすすめざる得なくなります。

こんな感じで、暖房能力に関しても明確なイメージを持たれると、幸せな薪ストーブライフの重要なファクターです。




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