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最新設計思想

これまで触れてきたように欧米の薪ストーブ業界では法制度が見直される事となり、クリーン性能は新たなステージへ進んで来ています。 ここでは細かい事は触れませんが燃焼効率というよりも、排出する微粒子の量に規制がかかって来ています。 アメリカ系メーカーは触媒が必須になりつつあり、クリーンバーンと触媒のハイブリッドが目立ってます。 触媒の力は絶大で、煙が消えるスピードはかなり早い機種が多いようです。 欧州メーカーはクリーンバーン燃焼方式に磨きをかけてきております。 炉内を高温に保つために、炉内をバーミキュライトやセラミック系の素材でほとんどの面積を被服して熱の反射を高める事で微粒子の燃焼を促進しています。 欧米ともに、バッフル(抑制)効果を高めてより炉内に排出ガスを滞留させて燃やし切る方向性になってきました。 相対的に酸素の流量が減るので燃費も向上⤴️ 炉内が高温なので、ガラスへの煤の付着も抑えられてるケースが多いです。 良いことずくめですね(^3^)/ ただし、 これまで触れた通りに 似たスタイルが増えて個性が若干失われつつある事も確かです。 それでも尖ったストーブはあるので薪ストーブ選びの楽しさは深まって来てるのが現在でしょうか…

設計思想の変化

海外の薪ストーブ業界は、それぞれの国に法制度があります。 英国の現行規制ですが近々また新たなステージに… 薪ストーブの設置に関する事からメンテナンスの事などまで規則があったりします。 大きく設計思想に影響を与えるものとして、この法制度というものが一つ上げられます。 特に薪ストーブの排気ガス規制ですね(^3^)/ わりあい過去の規制などは(EN13240)クリアし易かったと感じてしまうくらいに、薪ストーブの内部構造などはバラエティーに富んでいました。 でも最近の薪ストーブを見ていると排気ガス規制をクリアするためのアプローチが限られて来ているのか内部デザインが画一的になってきたように思います。 燃え方も似ていて、輻射熱の出方も似てきたり… 現在の日本薪ストーブ市場は過渡期にあって選択肢も多く選びがいのある時代だと思います。 クリーンな排気性能は絶対的な正義ですが、クラシカルデザインの薪ストーブが時代の波に流されつつあり、容易に手にできるのは後りわずかな期間になってきたように感じます。 次回は私が感じる最新薪ストーブにおける設計思想について触れたいと思っています。

薪の長さ

薪ストーブには何センチの薪が入るかって薪ストーブ選びでは重要視されてる方が多いと思います。 実際、35㎝薪と40㎝薪を4mの原木でカットする回数で言えば1カットから2カットのカット数の差が生まれると思います。 こうした手間からより長い薪を炉内に収めることができる薪ストーブを選びたい傾向が強いと思います。 さらに言えば、そうした案内(アドバイス)を受ける事もあると思います。 それなら簡単、長い薪を焚けるストーブを選べばOKなんですが、比較すると燃費は悪化してるんですよね(笑) 同じ出力帯で比較したならば尚更ですけど毎回5cm×本数を多く焚き続けるわけで… 10年でどれほどになるか😱 些細な事過ぎますよね!?(笑) でも薪の最大長での薪ストーブ選びは、高性能化する住宅や薪ストーブについてはナンセンスになりつつあると思います。 薪ストーブの設計思想も大きく変わってきており、これから3~4年の間は日本市場も今以上に影響を受けて行くことになります。 その中で、薪ストーブに薪を合わせる方が確実に合理的と言えるようになって来ました。

気づけば・・・春

最近も鹿児島スタートの2,800㎞の旅に・・・ 出張などを繰り返しているうちに、気が付けば2月の半ばに差し掛かっており早くも春が近づいてきています。 昨年の11月からこのブログを放置していたようです。(;´Д`) 勿論、何事もなく生活していたわけでも無く書きたいと思う事も山積している状況です。 薪ストーブの営業になったのが約6年程前で34才だった私の年齢もじきに40歳になろうとしています。 不惑の40代といいますが悩む事だらけで困っています?(笑) アッ💡 まだ30代だから悩んでるのかな?? きっと40歳になると同時に悩みも綺麗に霧散するんでしょうね(*´з`) ページのイメージも一新したので、また少しずつ・・・