それから・・・
年内のイベント遠征は一段落したので、筆を執っています。
今回は、これからハンターストーブを使う!又は、使い始めたけど・・・くらいの方を対象に書いてみました。
Hunterstoves公式着火方法
「エイコーテレシスさん(弊社)の公式着火方法はありますか?」って・・・
残念な事にないんです。(´;ω;`)
決めてしまえば良いだけかもしれませんが、着火の仕方も人それぞれだったりして決めかねているというのが現状ですね♬
それでじゃ、初めての人はどう着火すれば良いのさ!?ってなるので、非公式ブログ的には最近一般的になりつつあるTOP DOWN方式をご紹介します。
上から着火のトップダウン方式
トップダウン式をご紹介する理由は、初期の排煙量を抑制しやすいところと、着火から巡行運転までに行う、作業工程が少ないところが魅力の着火方法です。
なので、多くの薪ストーブ販売店さんが採用しているからです。(長いものには・・・)
最初は中割程度の薪を炉床に寝かせて並べます。
※向きは縦でも横でもOKです(^_^)/
※中割と表記した意図は、火移りが良く、早く燃え尽きずに熾火が早く出来上がる太さが理想の為!
※あまり太すぎると、燃焼しずらく、熾火になるのに時間がかかり、次の薪投入に時間がかかります。
そして次に、中割の上に小割を載せて!!
更には細割を上に乗せます。
※その際は、井桁状に組むなど、薪の間に空気が流れるように重ねていくところがポイントになります。
※空気の通りが悪いと、煙が多く発生したり、消えてしまったりとトップダウン方式のメリットが失われます。
後は、積み重ねた薪の上に、着火剤などを使い、着火してあげれば第一作業完了です。
火が小割から、 炉床部の中割薪へと移り、しっかりとした熾火ができるまで扉を閉めて放置します。
熾火が出来上がった事を確認してから次の薪を投入します。
そして、空気を調整して巡行運転に入ります。
※熾火ができる前に新たな薪を投入してしまうと、大量の煙が出てしまい、これもトップダウン方式のメリットが失われてしまいます。
理屈的には、最初に細割と着火剤の炎で、炉内や煙突内の空気を温め排気ドラフトを作り出します。
尚、その炎が、下にある小割や中割薪を熱する事で、薪からガス(未燃ガス)を発生させます。
発生したガスが、その上段にある炎の燃焼を助けるとともに、着火初期に発生する未燃ガス(煙)の燃焼効率も向上させる事ができるので、初期の煙排出を抑制できるんです。
デメリットは熾火になるまで、基本は手が出しずらいところです。
最初の薪の組み方が、成功と失敗を分ける事になります。
ある意味。繊細で初心者向きとは言えないかもしれません!!
でも、初期排煙を抑える事は、住宅地で薪ストーブを焚く為に、必須のテクニックとなると思うので、多くの薪ストーブ店さんが採用するんですね( ^ω^ )
このトップダウン式以外にも、いろいろな着火方法があるし、自己流も有りだと思います。
メリット、デメリットがあるので、『早く暖かい』を求めて、いろいろお試しあれ!!
また、改めて違う着火方法もご案内しますね!!
巡行運転時の絞り方?
イベントで丸1日焚いた 『Herald 14』 |
薪が燃えて熱を出すのは、酸素と化合しているからです。
薪の持ちが良くなるからと言って空気を絞れば、酸素が足りずに不完全燃焼を起こします。
煙は出るわ、煙突に煤は溜まるはで良いことがありません。
最悪は、煙突のトップが詰まって屋内に煙が逆流したり、煙道火災になったりします。(;´Д`)
慣れるまでは、空気の流量に対して、どのタイミングで煙が出るのか、屋外に出て確認をする事をお勧めします。
屋内では丁度良いと思う空気量でも、外に出てみると煙突から煙が出ている事があります。
もちろん、炉内の温度や薪の種類などによっても違いは大きくでてきますが・・・
Hunterstovesの場合、綺麗に焚けば、1日焚いても窓ガラスは、ほとんど汚れません!!
Hunterstovesをお使いで、窓が汚れるという方は、薪か焚き方に問題がありますので何れかを見直す必要があるかと思います。('◇')ゞ
そこの試行錯誤が薪ストーブを操るという楽しいところだと思います。(^^♪
長々と分かりずらい文章なので、質問があればお気軽に下さい!!
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