『Hunterstoves独自のバッフルプレート』
バッフルプレートとは抑制する為の板という意味です。
薪ストーブでは、炉内の熱気をストレートに煙突から逃がさない為に設けられています。
それは、炉内に熱を溜める事で、効率よく輻射熱に替えられるからです。
そして、未燃ガスを、炉内に留まらせることで、再燃焼(2次燃焼)を促進させてクリーンな排気を可能にする役割があります。
ただし、抑制しすぎると、排気がスムーズに行われない事で、吸気力も弱くなり、燃焼の立ち上がりが悪くなります。
そして、ただでさえ高温に晒されるバッフルプレートは、熱によるストレスを受けすぎる事で破損のリスクが高まります。
独自形状を持つハンターストーブのバッフルプレート |
バッフルプレートは、排気の抑制と促進のバランスが、非常に大事なポイントになります。
ハンターストーブのバッフルプレートは鋼板製であり、独自形状の三角形型をしております。
このバッフルプレートの形状には深い理由が隠されています。
- 三角型により炉内に対流を起こし、未燃ガスを繰り返し燃焼する燃料に吹きかける事で繰り返し再燃焼をさせる。
- 三角型に溶接することで、剛性が高まるので、熱による変形(垂れ下がり、捻じれ等)に強い構造となっています。
- 写真側面のスリット(開口部)ここから一部を排気する事で、高温によるストレスを受け流し、着火時にはスムーズな排気を可能にしています。
ハンターストーブのバッフルプレートは、抑制と促進の最適バランスを目指して造られました。
バッフルは、独自の燃焼方式『Tripleburn®』の心臓部といっても過言ではありません。
消耗品の位置付けを持つバッフルプレート。
鋼板製のバッフルプレートとして、三角型を持つことで、耐用年数を大幅に伸ばしています。
もちろん、薪をぶつけたりしても、割れる事はまずありません。
壊れない事を、大事にしてきたハンターストーブ、こんなところにも強いこだわりが隠されています。
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