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セカンドオピニオン(薪ストーブの話)

プロローグ

毎朝起きる度に回復を実感しています。回復期はそういう病気らしい…

非常に珍しい病気ということを前にお伝えしていたと思いますが、なんと10万人に1人か2人っていう少なさなんです。( ; ゜Д゜)

今回は早期に病気の診断を得る事ができ、この症例を多く扱ってきた大学病院を紹介して貰い、適切な治療を受ける事が出来たので、重症化せずに済みました。(*´ω`*)

大学病院の先生にも、一般の内科では専門外の症例なので、良くこの段階で診断が出たことを驚かれ、いい病院に当たりましたね!とも言われました。(*´-`)

年末年始を越えずに入院出来たのは不幸中の幸いでした。
治療が遅れていたら重症化してたかもしれません。(-_-)
診断して下さった先生は、若いときに同じ症例を1度だけ見たことがあると仰ってました。

年末なので休診日の関係もありましたが3件目の病院での事でした。

こうした先生とのめぐり合わせは本当に運が良かったと思ってます。(^o^)


薪ストーブのセカンドオピニオン

問題解決のオペに取り組むドクターX です。
旬のお話なので前置きがロングになりました。(笑)
薪ストーブの世界でのセカンドオピニオンをお話したいと思います。

綺麗に燃えて、不満なく使えてるって方は問題ありませんが、いつも煙が逆流するとか、薪ストーブが暖かくないとか、煤が溜まりやすいとかいろんな問題を抱えてる方もいらっしゃいますよね⁉️

基本的には取り付けをした業者に相談すれば解決することですが、いろんな理由で取り付け業者に対応してもらえず解決出来なくなってる方も散見されます。

そんな方はセカンドオピニオンしかないですよね✨

でも、一般的には他社施工物件に手をつけたがらない業者が一般的です。
なぜなら、設計・施工から携わらないので予想外のトラブル原因が隠れてたりと、携わるにはリスクがあったりします。
相談対応だと売上が上がらない❗ので取り組んだ時間分をペイ出来ないということになりかねません。
そんなわけで、取り付けた業者にほっとかれると路頭に迷うケースが多々ございます。

そうした通称『薪ストーブ難民』の方への相談を受付けている販売店さんの現場に同行&お手伝いをさせて貰う機会を年末にいただいたので報告させていただきます。

浜松市の国道1号線  現場へ向かう助手席から…

静岡県浜松市の薪ストーブ専門店『伝兵衛堂』さんへ「Aspect 5」の実演PRへお伺いした際に同行をさせて貰いました❗

伝兵衛堂さんは写真のドクターXこと高橋社長が率いる薪ストーブ販売店です。
暖炉・薪ストーブ業協会という団体に所属され、より良い薪ストーブ市場、より良い薪ストーブ業界にしていく為の活動に取り組まれる名実共に揃った業界のリーディングカンパニーです。

その活動の中で、嫌でも目につくのが薪ストーブ難民の方々です。
こうしたユーザーが増えれば業界全体のマイナスになり、薪ストーブというカルチャー自体が一般に認められないものになりかねない❗
そうした危機感から難民救済活動に取り組まれたのだとおもいます。※思うというのは、あまり多くを語らない人なので、私の主観です。(笑)

最小限の交換で済ます為に現場で加工します。
同行した現場は、新築時に工務店が取りつけを行ったそうで、ストーブの温度が上がらず、燃えが悪い!という症状だったそうです。
初診の段階で設置されてる薪ストーブのスペックに対して煙突長が足りてない事と、屋内の煙突処理の不備がわかったそうです。

ユーザーさんはずっと試行錯誤で苦労して焚いてこられたようで、リファイン後は高橋社長の言うとおりに焚くことで気持ち良く焚けるようになったようです。(*´ω`*)


丁寧な作業でスピーディーに…
更に伝兵衛堂さんのセカンドオピニオンのプログラムには驚かされるポイントがありました。
これによりセカンドオピニオンの満足度は間違いなく高いと感じる内容でした。
でもこれは秘密にさせてもらいます(笑)
言葉にすれば簡単ですが真似できない…
伝兵衛堂さんだけの取り組みだと思うので。

最近はこうした取り組みを増やしているそうです。
高橋社長は「まずは浜松を中心としたエリアから薪ストーブで困ってる人がいなくなればいいと思ってる。」と語られてました。


エピローグ

ご当地限定コーラです。
手間がかかり利益は上がらずリスクが高い。
薪ストーブ業界はセカンドオピニオンがスムーズに受けられないのが現状です。

受ける側にも理解を求めたいのが病院と一緒で診察すれば費用がかかるのと同様で相談するにもすべてに費用がかかるということです。

そして、セカンドオピニオンを受ける先を見極める目もユーザーに求められるポイントだと思います。
良い出会いがあれば幸せな薪ストーブライフに変わるはずです。



コメント

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