スキップしてメイン コンテンツに移動

国内視察②

智頭石油株式会社 『麻カフェかろり』


智頭石油ショールーム近くの谷川
京都へお邪魔したその足で、鳥取県の智頭町へ向かいました。

鳥取県と岡山県の県境に位置する山間の集落の古民家を改装して、薪ストーブショールームと古民家カフェを兼ねて運営されておられます。

智頭町はかつて、林業の町として栄えた経緯もあり、多くの森林資源の宝庫となっています。

地元企業である智頭石油㈱さんは、国内林業衰退とともに荒れる地元の山林を再生する為に、バイオマス燃料としての活用に着目し、薪ストーブ販売、業務用薪ボイラーの販売事業に乗り出されました。


智頭石油㈱の米井社長ご自身が薪ストーブユーザーという、ならではの着眼点ですね(^o^)

麻カフェかろり ショールーム全景
そして、バイオマスエネルギーを活用するにあたり、ハンターストーブのシンプル、堅牢、高性能に着目され主力ストーブとして扱うに至っております。

薪ストーブをご検討中のお客様にも、築120年の古民家で美味しいコーヒーを飲みながら薪ストーブの暖かさを知って欲しいというコンセプトで運営されています。

カフェの店長は、漫画家でもあるアンギャマン氏、麻の実を使ったメニューを充実させており、コーヒーひとつとっても、普通とは一味違った爽やかな独特の美味しさです。

これからの夏シーズンは薪ストーブに火は入っておりませんが、カフェだけでも十分楽しめる空間です。


薪ストーブの他にも、薪ボイラーストーブによる床暖房が畳敷きの部屋にも入っているので、これもまた、一味違った暖かさを体感してもらえます。

また、古民家+薪ストーブの効果をご体感いただくにも絶好のステージです。
薪ストーブの暖房能力は絶大ですが、それでも新築住宅とは隔世の差が大きくありますので、暖めても住宅が放熱を大量にしてしまうので、思っていたより暖かくならない等の期待値との差も実体験いただけると存じます。

智頭石油さんにお伺いした頃にはスティーブも言葉少なくなっており疲れた雰囲気でしたが、イギリスの古民家は石作り、日本家屋は木造なので、日本古民家の雰囲気には関心している様子でした。(^^)/

120年前の住宅だよ。と伝えても、イギリスは古い住宅が多いのでインパクトないようです。^_^;

「Herald-ヘラルド」はイギリス古民家の風合いにもマッチするし、日本の住宅にもマッチするね♪』とも嬉しそうに言ってました。(*^^)v

そして最後は記念撮影!
右からアンギャマン氏、弊社代表の吉田、智頭石油 米井課長、スティーブとなっております。

記念撮影後は島根県松江市へ向かいました。

コメント

このブログの人気の投稿

公害にならない為に…

薪ストーブ公害? 煙を吐き出す煙突 近所の家で使われている薪ストーブからの煙で困っているという、薪ストーブを使ってい ない妻の友人からの相談を受けました。 煙は以前から酷く洗濯ものに臭いが着く、近隣では喉が痛くなるなどの健康被害まで出ているとか。 昨年に近所数軒で当該薪ストーブユーザー宅(以後、当該ユーザー)へ煙を出さないように申し入れたそうです。 その際、当該ユーザーからは「使用は夕方から夜に限ります。」という表明があり一件落着を見たようですが、今年に入り朝から日中もモクモクと焚いているそうです。 それを先日もう一度、話が違う旨を申し入れたそうですが、悪びれずにそんな約束していないという事で物別れに終わったそうです。 そんなに薪ストーブは煙が出るものなのか? 止めさせる方法はないのか? 法的にどうなのか?という非常に残念な内容の相談でした。(*_*; 法的には判例を聞いた事もなく何とも言えないですし、止めさせる強制力があるのかどうかも分からず答えられませんでした。  一方の話だけでは分からない事もあるでしょうし… ただハッキリ言える事は焚き方で煙は大幅に減らせるという事です。 そこはこの薪ストーブユーザーに伝えたいところでしたが… 燃焼のメカニズム 煙が出る、消えるのメカニズムを知る事ができれば意図しない煙の放出は大幅に抑制出来ると思います。 これを知らなければ、どんなに高性能と言われる薪ストーブでも近所の公害発生機になりえます。 煙が出る要因は大きく分けて… 薪の乾燥不足 (乾いているほど煙出ない) 酸素の供給不足 (通称:絞り過ぎ) 炉内の温度不足 (1、2、と密接に関係) 薪の作り方・薪のくべ方 近所への配慮不足 (d(^-^)) 薪の乾燥不足 乾燥不足では薪の持つ水分が悪さをします。 湿っている事で薪が燃えづらく、気化熱の法則の通りに熱を奪いますので炉内温度上昇を妨げます。 薪は不完全燃焼を起こし続け煙を出し続けます。 酸素の供給不足 空気を絞り過ぎの燃焼状態/3年前位迄はこんな焚き方が喜ばれてた… 高性能と言われる薪ストーブ程に気を付けなければならないと思います。 炉内気密がシッカリしていて空気調整がきっちり効くタイプですね。 更に言えば燃費が

『速暖性能②』

鋼板製、モノコックボディーの恩恵 前回、 『速暖性能 ①』 でふれた、焚きつけから安定燃焼までのスピード。 この熱量をいかに早く輻射熱に替えられるかどうかが、薪ストーブのレスポンスを左右する部分です。 ハンターストーブは、 鋼板製 であり、分厚い鋼鈑をアーク溶接で接合したモノコックボディ(一体構造)となっています。 継ぎ目のないボディーは炉内の燃焼温度を素早くボディー全体に伝播させる為、圧倒的な輻射熱の立ち上がりを実現しています。 一般的な鋳鉄製の薪ストーブでは平板状のパーツをガスケットロープと耐熱ボンドで繋ぎ合せて箱型を形成しています。 更に、炉内壁と外壁に分かれているケースもあるので、熱の伝導速度はゆるやかになります。 鋼板は、鋳鉄に比べて、剛性を確保しやすいので、2重構造をとる必要性がないので単層構造で済みます。 ただし、これが世間で言われる「熱しやすく冷めやすい」というデメリットに通じる部分でもあります。 しかし、ハンターストーブは、イギリスのマルチフューエル(木質燃料の他、石炭等)という使い方に合せて、堅牢性を確保する為、鋼板ストーブとしては非常に厚みのある鋼板を使用しています。 蓄熱を左右するストーブ本体重量も鋳鉄ストーブに迫るものがあります。 これにより、蓄熱性という鋼板製(軽量ストーブ)のデメリットが大きく緩和されています。 更に、上記のデメリットを払拭する、もう一つのポイントは、燃焼テクノロジーです。 ハンターストーブは鋼板溶接による、一体構造の為、炉内の気密が高く保たれているので、吸気を絞り、低燃費運転が出来るので、長時間にわたり輻射熱を出し続ける事が可能です。 特に、燃焼灰を溜めて焚くハンターストーブは、熾火の持続時間が長い為、上記の特性は顕著に表れます。 皆様から要望の多い「一晩焚き」も十分にこなせる燃費性能を確保しています。 吸気を絞った際のオーロラ燃焼 素早い立ち上がりから、長時間燃焼を可能にさせるパフォーマンスは、鋼板製であり、ハンターストーブ独自の燃焼技術の上に成り立っています。 ハンターストーブは、全てに理由があり、実用性を突き詰めた薪ストーブです。 是非、お近くの ハンターストーブ販売店 でご体感下さい。 長々とした駄文にお付き合い下さりあ

ASPECT 5

久しぶりの薪ストーブネタはモチロン自社製品から(*´ω`*) 今年デビューのニューカマー❗❗ ASPECT  5  (アスペクト 5) 販売店さんの展示機向けは一段落して最近では早くもお客様向けの出荷として動きだしてます🎵 新機種の出だしとしては上々で嬉しい限りです。m(__)m シンプルな箱形に目一杯広がるガラス窓。 炉床から炉内上部のバッフルまで縦長に伸びる窓ガラスからは炎🔥をじっくり楽しめます。d(^-^) 炉床の燃焼している薪から見える事で、炎の見え方?は準クラッシックの ヘラルドシリーズ とは雰囲気が少し違いますね!👍 特性は 鋼鈑ストーブ らしく、ハンターストーブらしくといいますか… 着火からの素早い立ち上がりと、溶接によって作られた高い気密性によるコントロール性能。(^3^)/ 特に空気調整はワンレバーのみなので、コントロール性能との相乗効果で非常に扱い易い薪ストーブとなっています❗\(^o^)/ 下の動画ではコントロールレバーのオンオフによる薪ストーブのレスポンスをご覧いただけます!! ※声はハンター社CEOのMr.スティーブです。   日常的な使い勝手の面でも、高い汎用性や利便性が確保されています‼ ストーブトップでの湯沸かしや煮炊きも可能です。 更に写真のようにスペースが限られコーナー置きにした際には本体下部ログボックスへ薪を収納する事も可能なのでストーブ回りがスッキリです。 (奥行300㎜) 横長ではなく縦長炉内では、クッキングスタンドを使った調理でも比較的背の高いダッチオーブンなども飲み込む包容力! バッフルボード等へのクリアランスが確保されています。 スキレットなどは最大で10インチ(約25cm)サイズまでOKなので、モダンデザイン系薪ストーブでは不足しがちの炉内容量 (対クッキング) も最低限は確保されているのも魅力だと思います🎶 ハンターストーブらしさのもう一つ、ガラスの汚れずらさも健在です。(*´з`) 縦長大き目ガラスは比較的汚れ易い形状ですが、クリアな視界を維持してくれる燃焼性能を備えています。 それは写真の通り、ある程度燃焼させた後の熾火の段階でも綺麗ですね。 そして、非常にワイドな出力特性はを持っており